『初めての朝帰り!?』
「平凡だった私の人生に、また、すごい人が現れた。
花沢類は、静さんを追ってパリに行っちゃった。
そして、大ッ嫌いなあいつが、とんでもない行動に出た!」
道明寺司(松本潤)に、突然デートに誘われたつくし(井上真央)。
まさか待っているはずはないと思い、待ち合わせ場所に行ってみると…。
なんと、道明寺は降りしきる雨の中、ずぶ濡れになって待っていた。
「あのぉぉぉ・・・。」恐る恐る司に声をかけるつくし。
「牧野!」司はいきなりつくしを抱きしめる。
怯えるつくしに司が言う。
「寒い・・・。」
雨の中、つくしの背後から抱きしめる司。
二人のぎこちなささが表れていて、いいシーンでした。
我に返り、司の手をほどくつくし。
「ちょっと!
いきなり抱きついて何考えてんのよ!」
「まあとりあえず無事で良かった。
心配してたんだよ、事故ったんじゃないかと思って。
遅刻の理由をきかせてもらおうか。
理由しだいじゃぶっ殺すからな!」
「誰も来るなんて、返事してないでしょ!」
「来たじゃねーかよ!」
「え?」
「実際お前、こうやってここに来てるじゃねーかよ!
もしかして、お前、俺に惚れてんの?」
「はぁ!?」怒って帰ろうとするつくし。
「待て待て!ハックション!」司、くしゃみ連発。
振り返ると司は座り込んでいる。
「ダメだ、寒ぃ~。」
つくしはためらいながらも司に傘を差し出す。
「温かいお茶ぐらい奢るから。」
「あたりめーだ、バーカ!」
「むかつく!」
「とっとと行くぞ。」
「え!?ちょっとぉ!」
先に歩き出す司。つくしは自分のがま口財布を確認してみる。
小銭しか入っていなかった。
「ここにしよう!ここの4階。
恵比寿一安くて美味しいって評判のケーキセットがあってね。」
「やってんのかよ、ここ。
つーか、異様にキタネーな、このビル。」
「文句言わないでさ。」
「やめようぜ。
こんな所でお茶するなんて、
俺のプライドがゆすらねぇ。」
「ゆすらねぇって、何いま。噛んだの?マジなの?どっち?」
こういう時のつくしのとまどう表情が可愛いです。
先に歩いて行ってしまう司を追うつくし。
すると、つくしはアンケートをお願いします、と男に声をかけられる。
戻ってきた司は男にパンチ!
結局二人はその古いビルへ。エレベーターに乗り込む二人。
「あのさ・・・
いきなり人を殴るのはどうかと思うんだけど・・・。」
「人の恋路を邪魔するやつは、馬に蹴られて痛かったってな。」
「え?それは何?ギャグで言ってんの?」
「つーか、ここのケーキは本当に美味いのか?
俺のベロは相当に肥えてるぞ。」
「ベロって・・・。もしかして日本語弱い系?」
「日本語に強いも弱いもねーだろうが。言葉なんだから。」
「バカなんだ・・・。」
4階のボタンを押すつくし。
「あれ・・・付かないなぁ。」
「オイオイオイ。壊れてんじゃねーのか!?」
そのとき、大きな物音が。エレベーターが止まってしまったのだ。
「うっそぉ・・・。」
「うそだろ。」
携帯も圏外。
「お前のせいだぞ!」
「すいません・・・。」
暫く待ってみたが誰も助けには来なかった。
「仕方ねーな。天井空けて脱出するぞ。」
「え!?」
「乗れ。」
「は?」
「肩車するから。ほら。」
「い、いやだよ、肩車なんて。」
「何恥ずかしがってんだよ。」
「は、恥ずかしがってなんかないし。」
「だったらほら。早くしろよ。」
つくしを担ぐ司。
「何すんのー!降ろしてよー!」つくし、司の頭をバシバシ叩く!
エレベーターの天井を開け、その上に這い出る二人。
だが、外に出られそうなところはなかった。
「ダイハードっていう訳にはいかないか。」
「どうしよう・・・。」
「うわぁぁぁぁぁぁ!!」司が突然叫び始める。
「なに!?」
「ダメだ。ガマン出来ねー。」
「ちょっと!何やってんのよ、変体!」
「ションベンだよションベン。向こう向いてろ!」
「最低!もぅ!」
つくしはそう言い向きを変えたときに足を滑らせてしまう。
「助けてーーーー!!」
「何やってんだよ、お前は!」
「怖いよ、怖いよ!」
「ほら、つかまれ。」
「やだ!手~洗ってないでしょ。」
「バカかお前は!そんなこと言ってる場合じゃねーだろ!」
「怖い!汚い!死にたくない!」
「ほら!」
つくしが司の手を掴む。その手を強い力で引き上げる司。見つめ合う二人!
だが勢いで二人はエレベーターの中に落ちてしまう。
「牧野・・・。」
司がつくしを見つめる。
「ちょっと!変なことしたら、
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