猫と友人帳妖怪:どこだ?どこへいた?やつは、あの女。どこだ?どこへいた?あの女、どこへいた?A:バイトなら、海だろう、海の家。B:ほう、海か?なんか出会いとかあったりして。A:あるある、絶対B:あれ、夏目?なにやってんだ?お前夏目:なにって。うん。夏目:なんでもない。A:なんでもないって泥だらけじゃないかよ。大丈夫か?夏目:うん。なあ近くに神社がないか?B:あ? 神社ならその藪を抜けたところに確か夏目:ありがとう。B:おい、夏目。なんだ?あいつ。A:あ?B:なに急いでんだA:なんだ?今の。すげ風あいつ変ってるよな転入してからちゃんと喋ったことをほとんどないもんなB:なんか話かけづらいっていうかさあ夏目:なにやってんだ、か?あれが見えないなんて羨ましいよ妖怪:まって夏目:小さなころから時々変なものを見た。それは恐らく妖怪と言われるもの類。もともといい気はしなかったが、ここに引っ越してからやたらと絡んでくるやつがいて、困っている。そういう時は神社でも逃げ込んでしまえば妖怪:はあ、捕まえた。やっと捕まえたぞ、玲子。夏目:玲子? 妖怪:さあ、返せ、さあさあ。妖怪1:待って、まあ待って、お前の名が呼ばれては厄介だ。名前が呼べないよう、舌を抜いていまう妖怪:舌を?夏目:痛い。妖怪:痛い、痛い妖怪1:馬鹿、逃げたぞ。夏目:どうしていつも、見たくて見たわけじゃないのに。おばさん:あら、貴志君、お皿は三枚でいいのよ。夏目:へえ、でもそこにいるお客さんの分。おばさん:あの子また今日変な事を言ったのよおじさん:気を引きたいだよ。寂しいのさ。おばさん:そうなのかしら。なんだか気味が悪いわ。夏目:あっ?夏目:ほら、あそこだよ。おじさん:どこに?おばさん:なにもいないわよ。貴志君。夏目:いるよ。よく見ってよ。ほら、あそこだよ、あそこだよ。こっち見ってるじゃない。いるでっば。いるんだよ。おばさん:ごめんね。見えないわ。夏目:痛い。これ、まさか。にゃんこ:わー、破れた。われを封じた結界が破れたぞ。夏目:結界。やばい。だっ駄目だ。どうしよう?にゃんこ:人のくせにわたしをみて動じがないとは生意気なあ。夏目:ああにゃんこ:なんか言え夏目:慣れているんでね。にゃんこ:ふてぶてしいやつめおや、お前夏目玲子じゃないか。(妖怪:捕まえだぞ。玲子。)夏目:玲子。にゃんこ:なんだ、違うのか?夏目:夏目玲子は祖母の名。にゃんこ:祖母?なんだお前は玲子の孫か。なるほど、よく見れば男だ。夏目:よく見なくても男だよ。にゃんこ:人間と違ってな。我々は性別などは然程頓着せんのだ?夏目:祖母を知ってるのか?にゃんこ:うん。この近くに住んでいてな。それはそれは美しい人間だった。そしてお前のようにあやかしものを見ることができた。だが、周りの人間には見えない。誰も玲子のことが理解できなかった。玲子はいつも一人だった。いつもいつも一人だった。夏目:一人。にゃんこ:そこで、玲子はあやかしものを相手にし始めた。友人帳を知っているかい?夏目:友人帳。そう言えば祖母の。ワー、消えた。塔子さん:あら、お帰り、貴志君。夏目:塔子さん、ただいま。塔子さん:どうしたの?顔が青いわよ夏目:へえ? 塔子さん:そこか悪いの?夏目:ああ、いえ。大丈夫です。塔子さん:まあ、制服ドロドロじゃないの。何かあったの?夏目:いえ、これは転んだだけで。塔子
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